まじめに答えていいのかな?
崎山さんのblogをみてもらえばわかるけど、
がんばってパブリックコメントを出したりしているわけで、
でもそれが影響を与えているかどうかわからないという苦しい立場なのではないでしょうか。
おえらかったら、そんな苦労してないとおもう。
>彼ら、お偉いのですよ(w
いや、それは重々承知しておりますが(^^;。
議論の仕方のローカル・ルールという意味で。
ってそんなこと聞いてないか(^^;。
くだらないちゃちゃを入れるな、ということですね。
すみませーん。
崎山さんたちが議論したネタは、後に政府の指針になったりします。 彼ら、お偉いのですよ(w。
ぼくはソフト屋なので、
PICS の方が構造的に柔軟性があって、
応用範囲が広い感じはするのだけれど、
ドメイン名による区別とそれほど決定的な違いがあるとは、
実はあまり思えないのですが。
IP アドレスそのものを変えろ、というならともかく、
DNS のテーブルを書き換えるコストと、
PICS のラベルを埋め込むコストが
それほど決定的に違うのでしょうか。
一番大きいのは、業者が URL を告知するために使った
宣伝費用が無駄になることのような気がしますが、
これは、一定の移行期間を設けて、
旧 URL からの転送を許すとかしてもいいし。
あと、ドメイン名で区別したからと言って、
必ずしも世界統一基準にしなくてはならない、
ということにもならないのではないでしょうか。
PICS と同じで、枠だけは作っておくけど、
それをどう使うかは各国の自由というふうにもできるのでは?
ホント言えば、個人的には新山さんの案にそれほど共感していないのですが、
very stupid idea というほど箸にも棒にもかからない案とは思えないし、
心情的には新山さんに同情してしまいました。
相手のメンタリティみたいなものを過度に追求しようとするような
議論のスタイルもあまり好きになれません。
まあ、この板の暗黙のローカルルールみたいなものが、
どのへんにあるのか、よく知りませんが。。。
プレッシャーというのはすでにあるわけで、それに対して「私達はちゃんと責任果たしてますよ」と、低コストで言える解として営利ポルノ業者にとってのPICS self ratingというものが存在するわけです(CPSR Filtering FAQでも近いことを言ってます)。www.playboy.com でも www.huslter.com でもいいですが、w3m -dump_sourceするとたとえば
<meta http-equiv="pics-label" content='(pics-1.1 "http://www.icra.org/ratingsv02.html" l gen true for "http://www.p layboy.com" r (ca 1 la 1 lb 1 lc 1 nc 1 nd 1 ne 1 ng 1 ni 1 oa 1 ob 1 od 1 vz 1) "http://www.rsac.org/ratingsv01.ht ml" l gen true for "http://www.playboy.com" r (n 3 s 3 v 0 l 4))' />とかちゃんと最初のほうにあるわけで。MozillaがW3C配布コードのライセンスがMPLと非互換だからといってずっと昔に削除したらPICSサポートがコンパイルできなくなって、それ以降開発者が深い興味を持たないまま放置されているらしい事態、というのは、営利ポルノ業者の責任にはできない。それに加えて「.xxxドメインじゃないと責任を果たしてない!」という突っ込みが可能かどうか、というのはディベートでもそうでなくても新山さんが考えることですね。
URLで識別できるとイイってだけの話なら別にドメイン名でやる必要なんてなくて パラメータでもフラグメント識別子(これは鯖や串では認識できないけど)でも なんでもいいような。 http://ruitomo.com/~hiroo/bbs/kohobu.html?rating=flame とかw まあこれだと第三者レーティングの話になりますが。
すみません、PL法じゃなくてリサイクル法案かもしれない。
崎山さん:
> 「すべての業者が xxxドメインに自主的に移行すること」って、
> その業者にとっていかなるメリットがあるのか、新山さんは全然
> 説明してない。どんなインセンティブがあるのよ?
うーん、さっきは納得したつもりになったが、よく考えると 必ずしもインセンティブがなくても、消費者が「発信する責任をとれ」といって 強制的にコストを負担させる場合はありますよね。工業製品でいえば PL法みたいな例が。崎山さんは 「業者にとってインセンティブがなければ rating は絶対実現しない」ということなのでしょうが、あれはどうなんです? もはや xxxドメインとは関係ない話ですが、崎山さんのいう win-win な 均衡点というのが本当にありうるのかどうか、どうもはっきり想像つかないんです。 こんなこというとまた想像力の欠如っていわれるかな…。
議論している事は有意義だと思うんだが(場所が適切かはともかく)
もうちょっと全員落ち着くべし
崎山さんちょっと感情入りすぎっす。
広報部部室なのに、
自分が力を入れている分野に対して軽々しく口を挟む輩を
論破する方たちが集まる部屋になっているような・・・
隠そうとするから隠微になるという事はあると思うんですけどね。
日本というのは性に対してもちっとおおらかであったようにも思うのですが。
イチヂクの葉っぱ以来隠す事が文明と言えば文明なんでしょうが。
ところで参照先はちょっとと思います。
これなんか如何でしょうかね。
「原光景」なんてもので人間にそもそも備わっているだろう疎外感を
固着化、顕在化させているように思いますけど。
> 御都合主義な、無理な仮定までおいて「ぼくのいま思い付いたxxxドメイン案は
> とっても素晴らしいんだよー」と言いたいだけなんちゃうかと小一時間(以下略)。
いや、それはちがいますよ。ぼくは自分の意見を通すためとか、 認めてもらうためにここに何か書いてるわけではないです。 ただ、xxx案はたまたま知ってはいたからここで言ってみた。 そしたら「そんなもんはダメダメだ、それくらいわからんのか」と言われたので、 わからん! とゴネていたのです。
で、いま崎山さんが書かれた話はそれなりに具体的で、ぼくはコストの話も 納得できるものだと思いました。2. のドメイン名の話もなるほどという感じ。 詳しく書いていただいて感謝しています。 ただ、「新山はどうせsegregationしたがっているんだろう!」というのは 崎山さんの思いこみです。ぼくは個人的には崎山さんの意見にだいぶ近くて、これは純粋なディベートのつもりでやってるのに (だからまあ現実問題には興味がないんだろうと言われればたしかにそうです)、 そういう意図を仮定されるのは悲しい。 下調べが不十分だ、というのはたしかにそのとおりで、すみません、としか言えませんが。
私の書いたものって読まれてないんですよね。ログとかみるとわかる。まぁ、リンクはったのは英語の短いプレゼン資料なんで、あらいさんご希望のものじゃないとしても。
英語な日常の新山さんを対象読者とするならCPSR Filtering FAQとかちょっと古いし、控え目な内容だけど、イントロとしてはちょうどいいかな(新山さんは自分の思い付きを認めてほしいだけで現実問題に興味がないのではないかと私は疑いはじめてますけどね)。
いやーもう、新山さんが何をいわんとしているのか、御都合主義な、無理な仮定までおいて「ぼくのいま思い付いたxxxドメイン案はとっても素晴らしいんだよー」と言いたいだけなんちゃうかと小一時間(以下略)。
「すべての業者が xxxドメインに自主的に移行すること」って、その業者にとっていかなるメリットがあるのか、新山さんは全然説明してない。どんなインセンティブがあるのよ?もちろん、営利ポルノ業者は、自分のサイトにトラフィックを誘導したい。金を落としてくれるお客のね。その場合、xxxドメインも使えるようになる、というのは、メリットがあるでしょう。「今までアクセスしてなかった人」がそっち系単語.xxx と叩いてくれることが期待できて。でも、新山さんの言ってるのは違うわけで。基本的に損する提案ですね。新山さんとしては「3.」でちゃんと述べているつもりなのでしょう。で、新山さんは暗黙に「xxxドメインのサービスに金を落とす人」が負担すべきだと言ってるように見えるのだけど、でもそれは間違いで、xxxドメインということで排除したい人が金を出すべき、とういことですよね。ポルノを排除したい人がポルノ業者に金を払うインセンティブがあるというふうにどう説明するのでしょう?しかも、「数字がないとなんともいえない」っていうけど、おそらくは新山さんの考える移行対象には、スカパーの 900番台チャンネル(それぞれWebサイトがあって、一般むけガイド雑誌にもURLは毎回掲載されています)とか、Playboy とか、そういうマス相手のビジネスをやってるところも対象になるわけで、補償金となれば一社あたり数千万なら軽いほうで、まぁ億単位なんでは?
ついでに、「名前でわかるからうれしい」というけど、つまりはアクセスしなくても(PICS self ratingだとコンテンツ取得と rating data取得のアクセスがある)、ブラックリスト(検閲ソフトが普通使うのはこれ)がなくてもわかる、ということですよね。新山さんは「こどもがみてわかる」っていうけど、こども以前にプログラムで簡単にわかる。proxyとかtransparent proxy で a エレメントの href属性に xxx ドメインがあったらそのhrefをstatic なエラーページに書き換えるとか、あるいはリンクを単に消すとか、オンメモリでqueryなしに実用的なスピードでできそうで、なるほど「便利」ですね。不意打ち防止ではなくて、segregationのためには。
あとはついで。2. だけど、aero とか museum とか、そういったアドレスでアクセス「できるようにする」だけであって、他のドメイン空間は使わない、ということじゃぁないわけ。aero や museum を基本にしちゃうか、あるいは従来使ってきたドメインをそのまま使い続ける一方で、「博物館名.museum」とかでアクセスする人のトラフィックを従来サイトに誘導するのか、他のパターンもあるかもしれないけど、そういうことを選ぶのはあくまでサイト側の選択。そして、それはreachabilityをあげるために使われてるわけ。でも、新山さんが言ってるのは xxx に segregation することなんだから、比較すること自体が間違い。
さらに DNS というツリー分散構造のインフラのルートレベルからの制約を持ち込むということは、運用レイヤーでものすごいコストを発生させることになる。gTLD は ICANN で議論できるということになるかもしれないけど、gTLD的なサービスを提供している ccTLD はたくさんある。ccTLD の運営ポリシーって各地域(まぁ、ほとんど「国」に等しい。台湾は「国」か、とか政治的に難しい話をしなければ)の自由、というか国家主権がからむ問題でもあるわけで、そこにルートからコンテンツ規制を、いくら「自主」規制とはいえ持ち込むということがどれだけのコストを発生させるのか、私には検討がつかないけど膨大だということだけは確か。
で、新山さんのいう「メリット」について、私は到底それが「メリット」であると同意できないのだけど、借りにメリットだと同意したとしても、それがコストに見合うメリットかというと全然見合わないと思う。
あのー、つっこみをしてもいいでしょうか?
議論の前の意見と、後の意見を比べてみてください。
新山さんの意見は何も変っていませんね?
崎山さんの意見は全てネガティブ評価になっていますし、単なるあなたの意見の補強にしか使われてません。
それでなぜ、「まとめ」なんですか?
意見はそれとしてありだと思います。でもそれはあなたの意見・結論そのままであって、「私の意見は変わりませんでした」という以外のものではないのでは?
いーかげんそろそろやめようと思ってるのですが、ぼくはとりあえず「xxxドメイン」の話に絞ることにします。話を単純にするために、「xxxドメイン案」がもっとも不利であるような状況 (すべてのポルノ業者が合法で、self-ratingも完璧で、すべてのブラウザにPICSが普及した状態) を仮定しますよ。それでも、この状況において「すべての業者が xxxドメインに自主的に移行すること」には (少ないとはいえ) メリットがあるように思えます。それはさっき書いた「名前でわかる」という話です。
これに対して崎山さんがいままでに指摘された問題というのが:
というところでしょうか。2. については崎山さんはもうちょっとつっこんだ話をしてくれそうな気もしますが、3. については、正直なところ崎山さんも確固とした資料をもっているわけではないように思います (そんなものは簡単にはつくれない)。だから崎山さん的にはこれはもう「very stupid」で決まっているかもしれないが、それを一般に納得させるのは現時点ではまだむずかしいような気がするのですが。
崎山さんは.xxxのダメな点についてきちんと述べていると思いますが...。 「すじ論」でなくて。(タイトル「.xxx is a very stupid idea」などで) (でも『CODE』(特に)『コモンズ』もある程度は「すじ論」のはなしだよな) あとDNSとプロバイダではレベルが全然違うような。 よし、じゃあ俺んとこは別のDNSにするわってわけにもいかないんだし。 議論全体としては a.違法なアダルト業者 b.合法なアダルト業者(変ないいかただが) でわけて考えるべきでは。 崎山さんの話ではbを対象に考えていると思ったので。 他の人はa.のほうが頭にあるように感じる。 そこになんか温度差があるような。 続けてなんか書こうと思ったが自分が混乱してきてしまった...
>まずレーティングありき、という論旨の組み立て
他の方法と比較検討するだけの時間と画面の余裕がなかったので、
ここでは、レーティングの有効性についてだけ取り上げたわけですが、
自分の中では、もちろん他の方法と比較検討してから、
書いているわけなんですけど。はい。
>メディアリテラシを教える過程で、エロサイトの見方を教えてしまうのは
えっと、私の前提だと、この段階ではフィルタリングがかかっているので、
エロサイトは見えません。
>新聞やテレビに対するリテラシを教えて、というのが筋でしょ?
えーと、なぜ、リテラシ教育は新聞やテレビからやらなくてはいけないのか、
同時にインターネット教育をしてはいけないのか、理由がわからないのですが。
危険度の問題だとすれば、それは先の前提によって否定されているので、
私の中では完全に整合しております。
>「社会」というのは具体的には何の事ですか?
義務教育などを行い、子供の教育に部分的に責任を負う主体としての、「国」ですね。
>一般に親よりも子供から遠いのに、親より適切に判断しうるという根拠は何でしょう。
えーと、では逆に、親なら必ずどの親でも適切に判断しうるという根拠は何でしょう。
ラディカルな思想を持って確信犯的に、あるいは、何も考えてなくて、
子供に対する適切な情報管理を行わない(行えない)親の存在、
というのは現在でも十分想定できますし、
それは行き過ぎれば一種の児童虐待ですね。
また、そういう親ないし第三者が、
他人の子供に対して勝手に同じことを行う、
という可能性も十分ありますよね。
そういうことを防ぐためにも、統一された基準が必要だと思うのですが。
>現実 社会のエロ雑誌のレーティングがほとんどなされず、…黙認されている、
えっと、別に黙認されてはいないと思うんですが。
雑誌については、不完全ながらレーティングはあるし、
ある程度は買いにくい雰囲気もあるんじゃないですか?
それと、僕も書いたし、他の人も書いてますが、
自分の意思で見る、というのと、アクシデンタルに見てしまう、
というのは違うと思うのです。
インターネットの場合には、
特定のリンクをクリックしにくい雰囲気、
みたいなものが必ずしもないところが問題では。
>お腹を壊すというのは身体的な反応で、原因もある程度事前に分かります
えっと、ですから、情報の場合は食べてみないとわからないことが問題、
と申し上げたわけなんですが。
読み違いもあるかも知れません。はずしてたらごめんなさい。
>通りすがりのプログラマさん
メディアリテラシを教える過程で、エロサイトの見方を教えてしまうのは本末転倒だと思うのですが・・・。
まず、新聞やテレビに対するリテラシを教えて、社会が善人ばかりでない事を教えて、自己責任が原則であることを教えて、ネットは現実社会と同等かそれ以上に危険であることを教えて、それが真に理解できるようになったら解禁、というのが筋でしょ?
その頃にはレーティングの必要性の大半が消失していると思うのですが。
>じゃあ、親さえしっかりしてればそれで守りきれるか、
>というと、そうでもないのではないかという気がするのです
親がしつけをして、かつレーティングについて取り組んで、初めて効果があります。
レーティングだけでは効果がないということは同意頂けたので、まずレーティングありき、という論旨の組み立ては少なくともおかしくなるはずです。
>社会のソフトな保護というものが、やっぱり必要ではないのかなあ
「社会」というのは具体的には何の事ですか?「国」ですか?いわゆる「世間」ですか?
一般に親よりも子供から遠いのに、親より適切に判断しうるという根拠は何でしょう。後者については、現実社会のエロ雑誌のレーティングがほとんどなされず、青少年が掛かるエロ雑誌を影で回覧するのが少なくとも男性における「世間」で黙認されている、またそれを販売することも黙認されている、ということとの整合性をどう説明しますか?
>買わないようにする・・・という「判断」ができるようにするは大事だと思うんです
お腹を壊すというのは身体的な反応で、原因もある程度事前に分かります(アレルギー物質とか)。「害のあるページ」の問題とは質の異なる問題でしょう。
なんか、新山さんとプログラマさんのお話は、「子供の健康」のために親が部屋中を「抗菌コート製品」ばかりにして、かえって子供の抵抗力が弱まってしまったという話と似ている気がします。
崎山さんはここで書くのをやめて、レーティングやフィルタリングについての
まとまった資料をゆっくりと書いたほうがいいとおもう。
xxxドメインがセルフレーティングとして機能するならPICSで充分と私は思うけど...
PICSとくらべてxxxのどこが良いのかわからないです。
「害のあるぺーじ」の話題に飛び入りさせてください。
僕は田崎さんの意見にも新山さんの意見にも賛成です。大人の立場から、子供が簡単に「害のあるページ」へアクセスできてしまうのは嫌だなというのと、ドメインなんかで振り分けてあればはじくのが楽チンだな、というところに賛成です。
「害のあるぺーじ」というのは、裸やセックス関連だけではないと思います。簡単な爆弾の作り方や毒薬の作り方、大量殺人の方法などなど、精神的に不安定な、子供とよばらる人もふくめて、人々が実践してしまったら、本当に実害があるようなWeb sitesも「害のあるページ」ですよね。そういったものを、インターネットの良いところを壊さずに、フィルターするのはどのような手段をつかっても大変です。それが今出来るのなら、自然言語解析のような分野はとうに廃れてしまってるはずです。廃れてないですよね。
「害のあるぺーじ」を分割してから考えていかないと、現実的な対処はできないのではないでしょうか。
たとえば、ポルノにしても子供が写っていたら、それは子供虐待です。その子にたいしてで、見てる側ではないですが、それを潰していくのが、可能性のある対処だと思います。消してしまえば、フィルターの必要はなくなります。
インターネットは基本的に一人一人が自分のためにフィルターできる場所ですよね。行き先不明なところに行くのも、行きたくない所に行かないのも、個人の自由で、そこが良いところだと思います。子供と呼ばれる人達にもこれはできます。「見たくないものを見せられる」は「くちゃくちゃと、ものを食べるな」と思うことと大差ないです。嫌ならその人と一緒に食べなければ良い。
pandaさん:
> 高いレイヤーだとユーザが選択できるけど、低いレイヤーは強制に近くなるからでは?
> アーキテクチャーに埋めこんだ形で規制を強制するためには、ある単一の判断基準が必要になります。
どの程度「低い」レイヤーかによりますが、今だってプロバイダーを変えることはできますよね。 こんなこと言うとまた怒られそうだが、ブラウザの変え方なんか全然わかんない、 でも子供がポルノを見るのはやめさせたい、という親はいると思いますので (まあそういう人はたいてい IE使ってるので、問題ないかもしれないが)、 そういう人々を対象として、プロバイダーが 「ポルノサイトへの接続を許しません!」という新たなサービスを 始めたら、それなりに需要あるんじゃないかという気がします。 これまた、ぼく個人が「そういうプロバイダーを作るべき」とか 「そんなプロバイダーがあったら入りたい」といってるわけではないですよ。 たとえ低レイヤーでの規制が強制的で硬直したものだとしても、 それが 100% まずいとは言いきれないと思うんです。
お腹の虫ぐらいならいいですけど、
世の中には、食べるとお腹をこわしてしまうような食べ物や、
食べると死んでしまうような食べ物(食べ物とは言えないか(^^;)もあるわけで。
情報の場合に問題なのは、
実際に食べてみないと身体をこわすかどうかわからない、
ということなんですね。
ある意味、今の社会は、
「大人は何を食っても身体をこわさないようにしろ」
ということを強制されてるような社会で、
このこと自体が間違っているのでは、
という主張をしている人もいるわけで。
そこで、食べなくても判断できるように、パッケージに
「これを食べるとお腹をこわす可能性があります」
「アレルギーの人はジンマシンがでる可能性があります」
みたいなことを書きましょう、
というのがレーティングの発想ですよね。
まあ、今の社会では、大人になるまでに、
ある程度何を食べても平気なようにお腹を鍛えておく必要がある、
というのは確かだと思うんですが、
じゃあ何を食べさせてもいいかというと、そんなことはなくて、
(離乳食じゃないけど)少しずつ刺激の強いものを食べさせながら、
徐々にお腹を鍛えていく、という配慮はやはり必要ではないでしょうか。
そうすると、子供が一人でコンビニに何か買いに行ったときに、
「子供がこれを食べるとお腹をこわす可能性があります」
みたいなことが書いてあるものは買わないようにする、
という「判断」ができるようにするは大事だと思うんですが、
これはもちろん、「食えるか食えないか食ってみて判断する」
という「判断」とは違いますよね。
崎山さん:
> 「自主的」移行にせよ、新山さんが言ってるのは、.xxxをつくる前の
> URLではもはや内容をみることができない状態にして、.xxx へ移行する
> わけです。redirectや refreshで誘導するにせよ。新しいドメインでも
> 見られるようにする、というのとは異なる。(中略) あまねく .xxx に
> もっていきなさい、というのは、その投資のやり直しを求めているわけですよね。
くりかえしますが、ぼくは「なにがなんでもこの方法を進めるべきだ」とは言っていません。ただ 100% 否定することはできないでいるだけです。 ぼくが .xxx ドメインの話をいいと思ったのは、「名前(URL)をみればわかる」というのが、単純な便利さにくわえて、名前というのが心理的にもかなり子供にとって重要で、効果があるだろうと思ったからです (URLが .xxx で終わっていたら、個人的にはかなりコワそうに見える)。でも崎山さんが書かれたようにインフラにそんなものを入れるのはおかしいという考えもわかります。 しかし「すじ論」だけでは、人は納得しませんよ。どんな方法にもそれなりの功罪があるはずで、いろんなアイデアを比較検討する必要がある。ある方法が 100% ダメだというなら、それ相応の有無を言わさぬ説得力がないとだめでしょう。
レッシグはたしかにCODEの中でいろいろ書いていたのは覚えているけれど (残念ながら今となっては「いろいろ書いてた」ということしか覚えていない)、断片的なアイデアの集合だったように思います。あそこからベストな方法をまとめられるとは彼自身も思っていないでしょう。
お腹の虫が減るとアトピーが増える、というようなこともあると思うので(w、 判断力を教育するべきではあっても、雑食を規制するのは反対ですわ。
通りすがりの人さん、ご意見ありがとうございます。
えーとまずフィルタリングの有効性についてですが、
下に書いたように、ホワイトリスト方式なら、
かなりタイトな管理ができるのでは、と思っています。
それから、インターネット使用のメリットについてですが、
たしかに、インターネットで得られる情報そのものによるメリットは
たいしたことないかもしれませんが、
メディアリテラシー教育の一環として、
インターネットにアクセスするスキルを身に付けるということは、
やはり、これからの時代、欠かせないのではないでしょうか。
そして、親の責任についてですが、
もちろん、親が子供の環境に責任をもつのは大前提で、
それがなければいくらフィルタリングをしたって機能しないと思いますが、
じゃあ、親さえしっかりしてればそれで守りきれるか、
というと、そうでもないのではないかという気がするのです。
特に、まだ判断力は十分ではないけれども、
ある程度一人で行動できるようなって、
自立への訓練を始めるような時期に、
あまり親がうるさく監視すれば自立を妨げるだろうし、
かと言っていきなり大人と同じ情報にアクセスさせるのは危険すぎる。
そういう微妙な時期には、社会のソフトな保護というものが、
やっぱり必要ではないのかなあ、と思うのですが。いかかでしょう。
pandaさん:
> ところで「そいつらをのさばらせるデメリット」って書きかたはどうなんでしょう。どうも結論ありき、に見えてしまいます。
「そいつら」の指しているのはポルノ業者のことではなくて、崎山さんも懸念しているような、規制をふりまわす自称“人権”団体のことです。連中についてはぼくも崎山さんと同じく嫌だと思っていたので、つい「のさばる」という語を使ってしまいました。たしかにこの表現は中立じゃないです。
通りすがりのかた:
> なぜ「ある程度成熟した判断ができるようになるまでパソコン(インターネット)に触らせない」という選択肢を検討なさらないのでしょうか?
ぼく個人は、この意見にまったく賛成ですよ。でも、ここでワイワイ議論するときにはなるべく個人的な見解は持ちこまないようにしています。
子供向けのフィルタリングに関しては、
特定レーティングのホワイトリスト方式でやることにすれば、
当面野放しにはならないし、
そのことをアナウンスして周知徹底すれば、
むしろ、見てもらいたいサイトの方に
セルフレーティングを行うインセンティブが生じるから、
そういう意味では、「正のフィードバック」も起こりうる、のではないかなあ。。。
えーと、そもそもここに書きこんだのは「こういうアイデアってどうなのよ?」という話であって、それをいろんな観点からいじくりまわしてるわけで、ぼく自身がDNSのアイデアをとくに強力に主張したいというわけでは全然ないのですが、おわかりですか? この掲示板においては新山を仮想の論敵とみなして遊んでやる、ということであれば別にいいのですが、「新山さんがゲットーに追いやりたい」とか 「投資のやり直しを求めている」という言いまわしが出てくると不安になってきます。
>新山ゆ さん
>客観的な調査をした人はいないんですか?
何であれ調査をした方がいい、というのは同意します。
しかし、調査には必然的につきまとうことですが、賛成派も反対派も自分にとって都合のいい数字を出し、結局水掛け論になる可能性が高いと思われます。従って、調査結果が出たところで両者の意見の対立が収まるわけではないことに注意する必要があります。
それから、下にも書きましたが、新山さんや通りすがりのプログラマさんのように「子供の保護(健全育成?)」のためにレーティングを、という方にお聞きしたいのですが、なぜ「ある程度成熟した判断ができるようになるまでパソコン(インターネット)に触らせない」という選択肢を検討なさらないのでしょうか?
フィルタ等の防御策は完全なものではありませんし、そもそもネット上の情報全体を考えてみると、判断能力の未熟な小中学生には有害と思えるものが沢山ある(ポルノ以外でも、依存性の高いネットワークゲーム、詐欺商法、過激な政治思想等々)反面、ネットでなければいけない情報というのはこの年代ではごくわずかでだと思われます。「レーティング不完全ないし潜脱によるリスク+インターネット使用のメリット」と、「ネットによる不適切情報完全遮断のメリット+インターネット不使用のリスク」を考量すると(あくまで主観かつ一般論での話ですが)、前者の方が後者を上回る気がするのです。次に、「親がいる間だけインターネットをする(しかも変なサイトは見ない)ことを子供に約束させ、もし違反が見つかった場合にはパソコン自体を撤去してしまう」というアプローチも考えられます。おそらく本来であれば、これで事足りるのではないでしょうか。
もし仮にこれでも不十分だということになると、仮定できる親の態度としては「インターネットでしか学べないことが沢山ある。しかし、自分は監視する能力(又は気力)がない。だから、(本来子供を一番よく知っているはずの)自分より、「第三者」や「国」の方が適切に自分の子供の規制をなし得るはずだ」
ということになるんじゃないかと思うのですが・・・これ、親の自分の子供に対する責任を放棄して「第三者」や「国」に転嫁するのを正当化するだけなのでは?
この議論でよくないのは、本当は「親が子供の行動をいかにチェックするか」という問題であるのに、安易に、レーティング、そしてそれを行う「第三者」ないし「国」に任せれば安全だ、と言う問題に摩り替わってしまうおそれがあることです(そもそも、レーティングという発想自体が個別チェックの困難による「逃げ」の産物で、親が負うべき責任をレーティングやそれを行う「国」や「第三者」に転嫁するものであることに注意しなければなりません)
いくらレーティングをしようと、親の監視というものがなければ抜本的な解決は困難です。そして一端責任回避をした人間は、効果が上がらないとより強い規制へとどんどん踏み込んでいってしまいます(効果が上がらないのなら、規制を強めるのは当然)。そうすると、もはや子供に限った問題ではなくなり、低レイヤーでのアーキテクチャ規制、規制対象の拡大という非常にセンシティブな問題を生じさせてしまいます。もっと非規制的かつ効果的かつ金銭効率もいい方法(親が監視する)と言うのがあるのに、なぜそうでない方法を取る必要があるのでしょう?
図書館等の利用については、本質的にセキュリティが甘くなりがちで不正アクセス行為や権利侵害行為を防止しにくく、その場合に図書館等が法的責任を負わせられる可能性がないとはいえないこと、その他適切な指導が行いにくいことを考えると、利用に年齢制限を設けるのが妥当な解決策であると思われます。
横から失礼します。
>技術的に低いレイヤーでの規制がなぜまずくて、
>高いレイヤーでの規制ならいいのかがわかりません。
(崎山さんが「高いレイヤーでの規制ならいい」と考えていらっしゃるかどうかは 別として。)
高いレイヤーだとユーザが選択できる (正確には、選択できる可能性が高まる) けど、 低いレイヤーは強制に近くなるからでは? アーキテクチャーに埋めこんだ形で規制を強制するためには、 ある単一の判断基準が必要になります。
>いまだに PICSに対応していないブラウザを使っている人も沢山いることを考えると、
>暫定的な措置として、もっと低レベルでコンテンツ規制する仕組み「も」
>あっていいと思います
それが必要な人は PICS 対応のブラウザを取ってきて使えばいいのでは。 他のブラウザを使用不可にできなきゃいけませんけど。 そういう技術的な負担を強いるのは酷だという話であれば、 規制しようとするグループが何らかの個別の解決手段を提供するべきかもしれません。
>(実際、家庭用ルータにそういう機能が入ってるやつはありますよね)。
これって DNS と比べたらかなり高いレイヤーでの、選択的な規制ですよね。
「子供に見せるか見せないか」という話で言えば、親が「自分の家の PC からは コンテンツ規制したい」と思ってるならその手段があってしかるべきだと私は思います。 (私に子供がいたら、どうするだろう…。たぶんデフォルトでは使わないかな。) その親が信用している機関などにそのレーティングの判断を委託したければ、 それもまたよし。ただし、それはあくまで「選択」であるべきかと。
ところで
>そいつらをのさばらせるデメリット
って書きかたはどうなんでしょう。どうも結論ありき、に見えてしまいます。
コストは誰が負担するべきなのでしょう?新山さんは「ポルノ見たくないひと」のコストが最小化されるべきであって、発信者側やインフラ提供者がコストをかぶるべきである、としているのだと思うのですが、本当にそれが正しいのでしょうか?
「自主的」移行にせよ、新山さんが言ってるのは、.xxxをつくる前のURLではもはや内容をみることができない状態にして、.xxx へ移行するわけです。redirectや refreshで誘導するにせよ。新しいドメインでも見られるようにする、というのとは異なる。この場合、新山さんがゲットーにおいやりたいコンテンツ屋は、すでに自前のドメインの利用について多額の投資を行っているわけです。それをあまねく .xxx にもっていきなさい、というのは、その投資のやり直しを求めているわけですよね。
self ratingにせよ、LessigがCODEで提案した「ガキID」にせよ、発信者側のコストはほとんどゼロです。self ratingについては、それなりのサイズのサイトを手書きHTMLで構築する人なんていないから、CMS のなかで自動的にラベル埋め込むとか、あるいはPICSだとHTTPヘッダに入れられるので サーバ全体できめうちでつけることすらできます。こんなのにかかる費用はサイト運営費用全体のなかではほぼ無視できます。「ガキID」(ほんとは個別に識別できる必要はないので、IDというよりはassertなんでしょう)も、例えば特定の HTTP ヘッダがついてたらアクセスを弾くとか、Apache でhttpd.confにちょこっと書けば簡単にできる話(大人IDにしちゃうとcertificateが必要になって大変になるし、違憲にもなる、というのもCODEで指摘されている)。
> とくに新山さんの…については心底失望しておりますです。はい。
> だってそれって、DNSという、かなり低いレイヤから、全インターネットは
> 「エロ」排除というコンテンツ規制に奉仕するアーキテクチャに
> 変更されるべきである(そしてそれには誰もが同意するに決まってる)、
> という主張でしょ。
ごめんなさい、どうしてそういうふうに取れるのかわかりません。 べつに 1割ぐらいの人しかこの方法に同意しなくても、それなりに 「数は減る」と思うんですが。でも 1割ぐらいしか減らないんじゃ、 あまり役に立たないかもしれない。でも 4割ぐらい同意してくれるんならそこそこやる価値はあるかも。 定量的な議論が必要だと書いたのはそういう意味です。 いろいろな方式を比較して、どういう方式にどれくらいのコストがかかって、 どれくらいの人が同意して、その結果どれくらいの成果が見込めるかという 客観的な調査をした人はいないんですか? それがなければ、なにを批判しようが支持しようが、机上の空論でしかありません。
あと、技術的に低いレイヤーでの規制がなぜまずくて、 高いレイヤーでの規制ならいいのかがわかりません。いまだに PICSに対応していないブラウザを使っている人も沢山いることを考えると、 暫定的な措置として、もっと低レベルでコンテンツ規制する仕組み「も」あっていいと 思います (実際、家庭用ルータにそういう機能が入ってるやつはありますよね)。でもすべてがそうする「べき」とは言っていませんよ。 それに、そんなところで規制しても結局は無駄かもしれないことは 理解しています。おそらく崎山さんは 「そんなことを許すと狂気な団体やプロバイダーが出てくる」と 懸念しているのでしょうが、それはことさらデメリットばかりを強調しているように見えます。ぼくが知りたいのは「それがメリットと比較してトータルでどれくらい損なのか」ということです。 どのみちいつの時代でも何らかの形でそういう人々は 生まれてくるんです。そいつらをのさばらせるデメリットより、 規制するメリットのほうがはるかに大きいということがわかれば、使わざるをえないことだってあるでしょう。いまの時点でポルノが深刻な問題だと考えている人もいるでしょうし、そういう人々に崎山さんのいう「棲み分け」が完成するまで子供をほったらかしにしろ (あるいはネット使用を禁止しろ)、というのは酷な話です。 いずれにせよ、これも客観的な資料がないとなんとも言えないと思います。
(もちろん、そもそもこんなものを客観的に評価することが果たして可能なのか、という疑問はありますが…)
あー、長かった。もうゆるして。
私も、ちゃんと調べたわけじゃないのですが、
とりあえず、レーティングとかによるコンテンツ規制を行う目的として、
1.子供に与える「悪」影響を防ぐ、
というのと、大人も含めて一般的な
2。見たくないものを見なくてすむ権利、
というのを、分けて考えたほうがよいのではと思いました。
2は、お堅い会社で社員の仕事中のウェブ接続をフィルタリングしたいとか、
自分の意思と無関係に発情させられてしまうようなものを見たくない
(最近はむしろこういう人の方が少数派で迫害されていると思いますが(^^;)とか、
そういう人のためのもので、これは個人の権利として行うわけだから、
自分の好きなパーティの第三者レーティングを選んで
(もちろん、キリスト教原理主義者向け、タリバン向け、
ホモ向け、ヘテロ向けなどいろいろあってよい)
勝手にやってもらってもさほど問題ないのではないでしょうか。
1の方は、逆に、子供に対する権利制限の一つとして、
子供に性的なトラウマを与えるのを防ぐとかのためのもので、
この「有害性」を客観的に示すのは意外と難しいかもしれませんが、
常識的に考えれば、多くの人がなんらかの配慮はあったほうがよいと思うはずで、
それなりに普遍性のあることだと思います。
ところが、これにレーティングで対処しようとすると、
ある程度基準を統一しないと、
自分の家の基準と、学校の基準と、図書館の基準とが、
みな違っていたら意味がないですよね。
そうすると、国なら国で合意できるミニマルな基準を決めて、
(義務教育の)学校とか子供の利用できる公共施設とかには、
フィルタリングを強制するしかないんじゃないんでしょうか。
はずしてたらごめんなさい。
ここという場所という限定のもと、新山さんやたざきさんが CODEの12章「言論の自由」をとうのむかしに読んでいるという期待をあらかじめ持っていてもいいのではないかと。で、期待がハナから破れてて苛立ったのです。
とくに新山さんの
そうすればプロバイダがエロ用の帯域を調整できるかもしれないし。
や
重要なのは...押さえられるところからなるべく押さえて「数を減らす」こと
については心底失望しておりますです。はい。だってそれって、DNSという、かなり低いレイヤから、全インターネットは「エロ」排除というコンテンツ規制に奉仕するアーキテクチャに変更されるべきである(そしてそれには誰もが同意するに決まってる)、という主張でしょ。
ネット規制の話を聞くと、「国によってはフセインの悪口を書けば処刑されるかも
しれない。金日成の悪口が書かれたページなどは『見ることが出来ないように』な
っているのだ」などと昔話に聞いたのを思い出します。極端すぎる話ですが。で
も、子供用の掲示板とかが、ある日いきなりアダルトサイトに占領されたりしたら
ショックだろうなあ、とは思います。2ちゃんねるを見てるリアル小中校生も、リ
ンクする時は絶対、あのエッチな広告を見てる筈・・・。
>そういう欲求さえない子供たちの前に、
>あまりに安易にその手の世界が広がっているのは、やっぱり、いやな気がする。
茶々なのかマジなのかわからんレスで申し訳ありませんが、たざきさん的には本邦の貧困な住宅事情も問題でしょうか。
そもそも、現実世界からしてスポーツ新聞を買えばエロ欄があり、コンビニに行けばエロ雑誌が形式だけのコーナー分けで並べてあるというレーティングなし状態なのに、ネットだけ規制できるというのは無意味なのでは。しかも前者も潜在的な需要がある(あくまで噂ですが、地方の小書店はこれで生計が成り立っているという話も聞きます)からこそ放置されている状態なわけですし・・・。 子供とネット上のポルノを本質的に遠ざけたいのならば、そもそも高校生以前の精神未発達の段階でインターネットの利用法を習わせたり、パソコンを買い与えたりしないのが一番では?プログラミングの教育は別として、小・中学生にパソコン(インターネット)を利用させるメリットを特に感じないのですが。
そんな言い方じゃ議論には勝ててもなにも実現しませんよ。何をいらだってるのか知りませんが。それに、限定的にせよ効果があるかも、というのはそんな変な議論ではない。ここでの気軽な発言で、そんなあらゆる論点を予習してこないと想像力欠如呼ばわりされるなんてのはずいぶんひどい話です。いそぎなのでまた後日。
ご紹介だけです
http://www.miyadai.com/texts/014.php
議論すべき問題範囲が広がりすぎてます。
新山さん、たざきさん、おふたりとも(新山さんのほうがその傾向が強いかな)なんですが、"win-win" のストーリーになってますか?なってないでしょ。どっちかというと、撲滅指向に近い。「棲みわけ」じゃなくて、「価値が低い」ときめつけたものがそのように扱われることを求めている、といっていいのだと思う。そういう発想ではself-ratingは機能しない。強圧的でなければね。
もうひとつ、「ポルノを規制していい」という前提があると、実際に何がポルノ扱いされるのか、想像力もないし、調べてもいないですね。 U.S.での現実の問題として、例えば、妊娠中絶を扱ったコンテンツ(べつに性器の写真があるわけじゃない)や、同性愛を肯定的に扱ったコンテンツ(セックス描写があるわけじゃない)といったものを宗教保守派が「ポルノ」扱いして排斥していこうという動きは前からあります。フィルタリングソフトでそういうジャンルを独立ジャンルとしてレイティングして導入側の判断に任せるアプローチもあれば、最初からその種のものをポルノ扱いにしてるものもあります。self-rating が義務づけられた場合、その種のコンテンツについて宗教保守派が「勝てそうな地域の裁判所」で、それらが「適切に有害だとratingされていない」と訴えるという挙に出る、ということは非常によく考えられることですね。
日本国内でも、どうということのない性教育パンフレットを保守派が国会でまで騒ぎたてて回収させたというのがありましたが、あれのもっと強烈な活動というのが世の中にはたくさんある、ということです。そういう連中に武器と餌を与えるべきかどうかという問題があるのです。
やっぱり難しいですよ。
1. なにを(自己)規制すべきか
私が子供のときは、ポルノよりも図書館にある書籍のほうに興奮したものですが。
そして、じっさいに子供の目に触れてしまって問題になるのは、ポルノという分かりやすいものではなくて、なにげない普通のコンテンツにでてくる性表現だと思うんですけど。
子供って露骨なポルノとかは不快感を示しますよね。
ポルノを見たい子供から取り上げるのと、子供が偶発的にみちゃうのを防ぐのでは、全く問題が違ってくるとおもいます。
2. どうして規制すべきか
子供にポルノがみえちゃうとまずいんだろうか。ほんとに?
うっかり見たくない人が見てしまうのを防ぐような仕組みがあればいいんじゃないの。
3. 規制は技術的に可能なのか
強い圧力なくしてself-ratingを普及させることはできるんでしょうか。
圧力が強くなると、黒と灰色の分別が問題になりますよね。
やっぱり、そういうものは適度に壁で隔てられている方が、いいと思うなあ。
女性の方には恥ずかしいので内緒ですが、男ってのは、ほぼ全員が、ある年齢以上になれば、その手のものを見ようと必死になるわけです。 (おお、男性をひとくくりにした性差別的発言であることだ。) だから、多少の壁があっても、なんとか乗り越えていくと。
そういう欲求さえない子供たちの前に、あまりに安易にその手の世界が広がっているのは、やっぱり、いやな気がする。
あんまり振り分けしすぎると、 うっかりものの元気な青少年の健全な発達をさまたげるのでは?(w 冗談はさておき、エロサイトや残酷もので傷つくことや、異常趣味に走る懸念を 過大にしすぎるのもどうかと。 子供でもパソコンのスイッチは切れますし、 しんどいものを見て苦しかったり、自分が変かも、と思ったら、その事を まわりの大人に相談できるような環境があったほうがよいと考えるんですが。 理想的に過ぎますかね。 まあわかりやすいに越したことはないのでしょうけど。 そういったサイト運営に限らず、監視の目をくぐり抜けて こそこそ隠れてやりたい、という欲求は かなり一般的なものであるような気はいたしますです。 関係ないけど、配達人さんごはんとかだいじょうぶなんでしょうか。 よけいなお世話か知れないけれど、ちょと心配す。
たしかに、素人考えでも、エロページをはじめたら新しいドメインに移れ --- っていうのは厳しい気がしますね。
エロページ作るなら、とりあえずタグをつけたとけ --- っていうのは簡単だろうと思ったのですが、世の中そうでもないようですね。 アメリカでさえ、無料のエロサイトは、あまり self-rating は、やってないみたいだ。
ぼくは、エロページの self-rating には性の、じゃない、正のフィードバックがかかって、どんどん発展すると単純に考えたのですが、大いに間違っていたようだ。 self-rating なしに肥大化しすぎたので、そう簡単には増殖できないのかな? あるいは、やはりぼくは物事を単純化し過ぎていたのか。
しかし、感覚的には、どうも、やり方がまずいんじゃないのかなという気もしますね。(日本が駄目駄目だというのは、崎山さんが教えて下さっていますが。)作る奴らの立場に立って、「とりあえず、エロならエロと名乗ろうぜ!」と単純明快に始められないものか? あと、ユーザーも巻き込んで、「俺はエロページはみるけど、ガキには見せたくねえのさ」キャンペーンをはり、タグのないエロページが不利を被るようにするとか? (エロのタグを出しているページを選択的に見るサービスってのは、IE とかについているんでしょうか? それがないと、性のフィードバックは弱いな。)
すみません。真面目に考えてませんでした。 というか、ぼくは xxx ドメインというのを self-rating と同じように 「ポルノやってるとこが自主的に移行すりゃいーじゃん」という話だと思ってたのですが、違ったんですか?
PICS のようなメタ情報よりも URL だけ見て区別できるならそのほうがいいと思います。 それに、ポルノはネット上では結構なトラフィックがあるという話を 聞いたことがあるし、ドメイン名を分けるぐらいの優遇 (?) はしてもいいと思う。 そうすればプロバイダがエロ用の帯域を調整できるかもしれないし。 しかし P2P が流行ってきた現在では、こうした規格にはあまり意味がなくなってきてるんじゃないかという気もしますが。
あと、完全な基準など無理だろうというのはたしかにそうだと思います。 でも「灰色」は広いかもしれないが、「これは確実に黒だ」というのは わりと合意が得られるのではないかと思うのですが。重要なのは 完全な分類をつくることではなくて、押さえられるところからなるべく 押さえて「数を減らす」ことなのではないですか? どのみち 100% 徹底させるのは 無理なんだから、 こういう問題は具体的な数字をあげて定量的に議論しないと意味がないと思う。 (もちろんぼくには数字など何もあげられないので、これ以上は黙ります)
新山さん、もうちょっとまじめに考えたらそういう話に絶対にならないと思うんですが。というかダメダメだという議論が積み重ねられてることぐらい Google で検索してれば出てくると思うんですが。
まず、".xxx" が「アダルト」ドメインだときまっていて他のドメインには規制がない場合。そういうドメイン自体に問題はありません。でも単に アダルトサイトが .xxx でも見られるようになるというだけですね。TLDが千や万ある状況であれば、とくに気にもされないでしょうが、gTLD 7つ増やすだけで大騒ぎをした状況での追加候補とするには、あまりに「アダルト」サイト優遇だと解釈されるでしょう。
つぎに、".xxx" をアダルトサイト用として、他のドメインではアダルトサイトを禁止する、という場合。まず、禁止は法律で禁止するのでしょうか?多分、簡単に違憲判決が(U.Sを含む)どこかの国で出て実効性がなくなります。次に契約で縛る場合。すでに多くのドメインは自由に使える前提で割り当てられています。ドメイン更新のタイミングで契約更新するとしても、すでにドメインやURLは「知的財産」と認識されていますから、そのような利用条件偏向によってビジネスが今までのところで続けられない、となれば、必ずや利用制限の停止や損害賠償請求の訴訟がレジストリやICANNに対して起こされることになり、混乱を招くでしょう。
でまぁ、法律にしろ契約にしろ、手続き論の部分はクリアしたと仮定しましょう。その場合、「アダルトサイト」の基準はなんでしょう? 自分でアダルトサイトと名乗るのではなくて、あらゆるWebコンテンツ(だけじゃないけど)が「アダルト」と「非アダルト」に峻別されなければならないという状況です。しかも、「非アダルト」に「アダルト」が混入したらペナルティがある状況です。コンテンツを作成する誰もが間違えようがない基準、そんなのは作成可能でしょうか?さらにどこの文化で考えるのでしょうか?U.S.基準、フランス基準、日本基準、サウジアラビア基準、イラン基準、タリバン基準、あるいは「どこの国のものでもない」人工的基準、いろいろ考えられますが、世界統一基準で、それでどこの国の人も納得いって従う基準、というのがはたしてありえるでしょうか?
この問題点は、.xxx から .kids にかえてもあんまりかわりません。.kids の場合、他のドメインについて規制がかかることはない分軽いですが、でも、.kids 以下は「子どもむけしかないことが保証される」というコンセプトでつくるとすると、コンテンツの基準の世界統一がはかれないということは致命的です。実際、gTLD 追加のときに .kids の申請は、当時、GAC (Governmental Advisory Committee だったかな?)がプッシュしたにもかかわらず、こういった事情で落選してます(で、これは一国のなかであれば解決可能な問題なので、kids.us というのは作られていたります)。
しかし、日本で流行らないというのは、不思議ですな。
そりゃ、「自主規制」の旗ふりをしているところが、自主じゃなくて天下り系だし、「コンテンツ産業と協調しながらうまくWin-Winの関係をつくりましょう」という方針じゃなくて、「けしからんやつらだからほんとは撲滅させることができればベストなんだけど憲法なんていうロクでもない足枷があるからそうはできないからしょうがないから次善の策ってことでオカミじゃなくてオカミから天下った俺らがやってやってるんだ」という気持が態度に露骨にあらわれてるところとコンテンツやってる側が協調できるわけもなく...
アダルトサイトをすべて ".xxx" というドメインに移行させよう、という話は むかし聞いたことがあります。Google で "xxx domain" で検索すると いろいろ出てきます。ドメイン名なら一目でわかるし、見たい方にとっても 見たくない方にとってもわかりやすいので、これはいいアイデアだと思いますけどね。
MacIE 5.3 にはあるみたいですよ。環境設定>規制 で、「暴力」『せっくす』「ぬーど」『言葉』というのが存在します。
Safari にはみあたりませんでしたが。
八田さん、すばやい反応ありがとうございました。
崎山さんの掲示が出た今となっては、八田さんの書き込みは、「たざき以外にも self-rating の事を知らない人がいた」という貴重な記録になると思います。 はっきり言って、うれしいです。(すみません。)
しかし、日記を書く前に、今つかっている Netscape の peference を覗いたんだけど、ぱっと見たところでは「エロページ規制」に相当する項目はみつからなかった。見落としかな?
崎山さん、どうも。
どう考えてもやってなきゃおかしいのに何故だろう --- と思いつつ書いていたのですが、やっぱり、そうでしたか。 不勉強でお恥ずかしい。 (しかし、日記にも事前に「無知をさらす恥」と書いておいたのだ。 先見の明があるような、ないような。)
しかし、日本で流行らないというのは、不思議ですな。
ちなみに、ぼくは雑誌に書いた記事は、その翌月号が書店に並べば、自分のサイトで公開しても構わないという姿勢をとっています。少なくとも、ぼくの知っている雑誌(ま、数理科学とかマイナーな奴ですけど)はそれで文句をいいません(例外は物理学会誌だけど)。 でも、「現代版」にも期待しております。
PICSは self ratingとthird party ratingの両方に対応した規格で、これを用いたコンテンツ規制はInternet Explorer にIE 3.xぐらいのころから組み込まれています。デフォルトで RSACi に対応(規制機能をonにするだけ)。 U.S. の商用ポルノサイト大手はのきなみ RSACi や ICRA の self ratingに対応してます。日本国内で self rating が全くはやらないばかりかたざきさんにみられるように存在すら認知できてないのは、お金をかけているところ、つまり政府とその金をもらってるインターネット協会(ICRAの創設メンバーなんだけどな)が検閲ソフトのほうに熱心だからでしょうね。
なお、self rating方式を含めた検閲ソフトの問題点は「コンテンツの規制は正当なのか」(崎山伸夫、インターネットマガジン 1999年9月号 P.329、インプレス)に簡単に書いたのでバックナンバーがおてもとにあれば御覧いただけるといいかと(私のサイトでの公開については編集部に問い合わせて確認する必要があると考えているのですが短い記事なのでその手間をかける価値があるかどうかは微妙。あらたに現代版を書いたほうがいいのかも)。
まあ、私の勝手な推測ですが、そもそも「エロページ」なんてものの存在すらゆるさん!という立場からすると、そういったものの存在を前提としたレーティングを定めるなんて言語道断、という話になりがちなのではないでしょうか。といいつつ、映画や本屋やビデオ屋では田崎さんのおっしゃるのと似たようなスキームが採用されているわけで、不思議ですね。
というか、やっぱりCCがどうとか手間暇かけて議論するより他の作業してたほうがいいのかなあ。しょんぼり。
流れ無視で恐縮ですが、web 上の「有害ページ」についての昔からの素朴な疑問を、今日の日記に書きました。 ご笑覧いただき、事情に詳しい方にご教示いただければ、望外の喜びです。
釣られついでにこんなのみつけたんで貼っときます。 http://www.csoonline.com/read/090103/evolution.html
というわけではなく、マジできいてました。べんきょーになりましたです。
もしかしてぼく、ネタにマジレスしました?